©創通・サンライズ
4月15日深夜に放送された『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』第2話「白いガンダム」。先行上映で公開された“Beginning”パートに相当するエピソードながら、テレビ版ならではの追加演出や新OPの話題など、SNSでは初回と変わらぬ熱量で盛り上がりを見せています。
この記事では、第2話の見どころやSNSで話題となったポイントを中心に、テレビ放送版『ジークアクス』の魅力を総まとめします。
劇場先行上映を経て──ついにTVで「白いガンダム」が動く
第2話は、1月に劇場で先行上映されたエピソード「Beginning」と同じ内容となっており、連邦軍のモビルスーツ《ガンダム》がついに登場。ナレーションでも「ジオン独立戦争末期、連邦軍のモビルスーツ《ガンダム》が立ち上がった…」と予告されていたとおり、待望の“白い機体”の登場に注目が集まりました。
劇場版を観た視聴者からは「テレビ版の演出がすごい」「劇場とは違う切り取り方でよりテンポが良くなってる」との声も。特に、映像構成やカットの違いがファンの間で話題に。すでに劇場で体験した人も、新たな発見がある仕上がりになっていました。
私的には、シャアがガンダムを強奪するシーンを見て、あれっ?これ1話でマチュも同じような事してなかったっけ?と思ってしまいました。
やっぱりニュータイプは思う事が似てるのかな?
「あっちの方が強そう!」→今乗っている機体を捨ててガンダムを強奪。
CM前後の“アイキャッチ”が話題に!まるでファーストガンダム?
SNSで特に話題となったのが、CMパートに挿入された“アイキャッチ”の演出。
『ジークアクス』のロゴが、ファーストガンダムを思わせるフォントと配置で表示され、「まさかの原点回帰」「あの頃のガンダムが戻ってきた」とファンの間で一時トレンド1位を獲得するなど、大きな反響を呼びました。
さらに、効果音やBGMにも往年のシリーズを思わせる音使いが多く、古参ファンからは「サウンドが懐かしすぎる」「もはやこれはガンダムの精神的続編」といった熱い感想も。
第2話から新OP解禁!米津玄師「Plazma」に絶賛の嵐
そして第2話からついに解禁されたオープニング映像も見逃せません。
主題歌には米津玄師さんの新曲「Plazma」が使用されており、疾走感あふれるサウンドと、緻密でスタイリッシュな映像が見事に融合。マチュやモビルスーツたちのシルエットが光と影の演出で描かれる中、戦争の悲哀や希望が瞬時に伝わる仕上がりになっています。
X(旧Twitter)では「OPだけで涙出た」「演出が映画すぎる」といった声が多数見られ、また、「OPで走るアニメは神アニメ」なんて意見も。公式が公開したノンクレジットOP映像も、数時間で再生数が10万回を超える勢いを見せました。
サンライズ×カラーが贈る、本気の“リビルド・ガンダム”
『ジークアクス』は、サンライズとスタジオカラーの共同制作による異例の大型プロジェクト。
監督は『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の鶴巻和哉氏、シリーズ構成に榎戸洋司氏、脚本には庵野秀明氏も参加。そしてメカニカルデザインには山下いくと氏と、アニメファンなら誰もが知るクリエイターが集結しています。
テレビアニメとしてのテンポと濃密な映像設計を両立させ、劇場とは違う角度から『ジークアクス』という作品の“核”に迫る第2話。まさに、共同制作ならではの本気度を感じさせる仕上がりでした。
まとめ:これは“Beginning”ではなく、“Re-Beginning”だ
第2話「白いガンダム」は、先行上映で知っていた人も、初めて観た人も満足させる完成度でした。
特に、ファーストガンダムを思わせる演出や米津玄師「Plazma」を用いた新OPの衝撃など、テレビシリーズだからこそできる“再構成”が、作品の世界観をより深く浸透させてくれます。
過去と未来が交錯する『ジークアクス』。これはただの始まりではない。“再び始まる”ガンダムの物語なのです。
放送・配信情報
- 地上波放送:BS11毎週土曜19:00〜
- 配信:Prime Videoにて最新話を国内最速配信中
気になる方はぜひ、テレビ放送や公式配信でその目撃者となってください。
(C)創通・サンライズ